NOBUNAGA.xyz

HOME > BLOG > 2015.6 東北震災の爪痕を巡る旅

2015.6 東北震災の爪痕を巡る旅

東北震災からすでに4年。

丁度4年前、気仙沼等々に宿を予約し、数ヶ月後の旅を楽しみにしていた矢先、あの大震災が起こった。今回の旅はそのリベンジと言うのは申し訳ないが、その爪痕を実際に見、実感し、お祈り申し上げる道中と計画した次第。

早朝に前橋を出発。北関東道を一路水戸方面へ。友部JCから数ヶ月前に開通した常磐道へ。茨城を超え福島県に入ると数キロおきに放射線量のカウンターが設置されている。初めのうちは0.2〜マイクロシーベルトとさほど高い数値ではないのかと。次第に黒い汚染土を詰めた袋が並ぶ景色が目に入り、田畑は草に覆われ機能していない町、帰宅困難区域がリアルに広がる。そして常磐富岡ICから浪江IC間、つまりあの福島第一原子力発電所脇を通過。放射線量カウンターは5.2マイクロシーベルトとの表記。尋常じゃない数値に青ざめる。

[Link] : 放射線量について ~現在の放射線量について~ | NEXCO東日本 常磐道を利用される方へ

浪江ICで高速を降りるとそこはまだ帰宅困難区域。家や店舗は全て鉄の柵で閉じられ、各交差点には警備員が配置され閉鎖・監視されている。壁や看板が引き剥がされ鉄骨むき出しの店舗、瓦が剥がれたままの倒壊寸前といった家屋。震災後手付かずの風景。機能していない街にとてつもない寂しさと悲しさを憶える。

国道沿いの店舗跡。

次第に開いている店舗に安堵しつつ国道6号線を北上。
海岸線はほとんど全て堤防建設等の土木工事中で、土砂を運ぶダンプが多く往来している。

福島県南相馬市 奇跡の一本松
[Link] : 南相馬市「奇跡の一本松」 – 東北物語

宮城県仙台市若林区 荒浜小学校

thumb_IMG_0388_1024

宮城県仙台市若林区 荒浜小学校付近
以前は広がっていただろう住宅街、街並み、すべて波に押し流されたのか。想像を絶する。
1日目はここで終了。そして二日目、松島から北上。

宮城県東松島市 野蒜駅
機能していないプラットホーム。

[Link] : 東松島市を襲った大津波の証言

宮城県石巻市 大川小学校
多くの児童が亡くなった悲劇の跡。海からさほど近くないこの場所でなぜと、被災当日の判断を批判する声も多いが今となってはすべて後の祭り。絶句しかない。

[Link] : 大川小学校を襲った津波の悲劇・石巻

thumb_IMG_0565_1024

宮城県本吉郡南三陸町 防災庁舎付近

[Link] : 防災庁舎の悲劇・南三陸町

今回、福島から青森まで、基本海岸線をひたすら北上したのだが、ほぼすべて土地のかさ上げ工事や堤防建設、道路や港の再建工事。山を抜けるとまた黄土色の土を積み上げるパワーショベル。各地各箇所に点在する仮設住宅。各地で多くの命が犠牲になったのだと合唱しつつ、未だ復興の道半ば、地元の方のご苦労は大変な事だと再確認。

密かに期待していた「海の家でちょっと一服」「砂浜で子供に海水浴」なんて平和な考えはまだまだ全然無理なことが分かり、能天気であまちゃんな私自身に反省しつつ、これからも応援していこうと再認識。

それでもちょっくら見っけた浜で子供遊ばせたけどね。自己責任で。

結論。皆さん、東北行ってお金を使いましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です